その③私の経験と〝才能〟のお話し
私は銀座の老舗バーにてバーテンダーを目指しました。歌を歌いながらというなんとも無謀な挑みだったかもしれませんが、
今思うと、バーテンダーは〝適職〟生きていく術で歌は〝天職〟魂を喜ばせることでした。
バーテンダーの世界では3年は修行の身とされます。
初めは掃除や接客のノウハウを身につけます。
お酒なんて作らせてもらえないですよ。当然。
ひたすら勉強と仕込みの日々。
毎日、氷を割り上手く出来るようになったら
丸氷を作る
それが終わると料理の仕込みね。
玉ねぎ、じゃがいも、人参皮むいて切って皮むいて切ってよ。
右も左もわからない。大変な日々。
だけど今振り返ると不思議
なんとも美しい日々に感じる。
わからないことがあるってなんて素晴らしいのだろう
知りたいって願望はなんて崇高なのだろうと思うから。
仕込みが出来るようになってきたら
師匠のサポートをできるようになる
カクテルのオーダーの準備をする
お酒を出す氷を出す
これまで目で見たことを真似てやらせてもらう。
やがて自分で作ってみることを許されて
作ってみる。
当然できない!
悔しい。遠い。だからこそ、挑む。
そうして惨敗を繰り返し
3年経った時、ふっと
自分はこのスタイル!ってのが見えたの。
この時のこと忘れられないな。
当然発芽したばかりだから
確信じゃないんだけど、たしかに発芽したのだ。
で、こうして芽がでて育んで重数年
咲いた花はバーテンダーじゃなく
今のこの仕事だった!笑
あ、でもバーテンダーとしても大成はしたと思う。店任されて
いくつかのお店のドリンクメニューもプロディースさせてもらったし
作ったオリジナルカクテルは雑誌に取り上げられたしね。(自慢)
と、どんな花が咲くのか
こういうこともあるのよね。
ちなみに銀座出身の同業者結構多いですよ。
で、なぜこちらの花が咲いたかはまたいつかお話しするとして。
でね、現代に戻って、、、
みんな才能を開花させたいって思うよね。
で、才能ってみんな技術だと思ってるみたいなんだけど
技術はね、学べば磨かれるのよ
個人差はあれどね。
例えばうちで言うならば
感覚を使う才能を開くってみんなね
難しいって思う人が多いんだけども
これは波動の法則
学んでいただければ、時間の個人差は無論ありますが
みんな必ずできるようになります。
だからね、みんなの思っている才能は学べば手に入るんです。
正確にいうと才能ではなく技術ね。
で、本当のところの才能ってなんなのか?って話よ。
私が感じる才能っていうのはね
〝目の前のことをどれだけ一生懸命できるか〟です。
目の前のこと、与えられたこと
一生懸命できるかどうかなんです。
技術はだれでも得られる、だけど花開かないのはここの差だけだ。
スーパーいってね
買い物するじゃない。
でさ、レジの人すごーく態度悪かったりすることあるよね。
で、そういう人感じとるとね。
なんでレジなんか私が?って、念があるわけよ。
なんでこんなこと私が
なんで俺が
ってね。
でもさ、さっきの才能の話しでいうならね
職種じゃないのよ。
バイトを一生懸命できなければ
そのほかの職種であってもできないよ
ただの、できない人だよ。
逆に言えば、才能ある人は
どんな職種でも大成しますよ。
レジであればレジの技能を極め世界一になっちゃうかもしれない。
そうだ、わたし唯一楽しみにしているテレビがあって『激レアさん連れてきた』ってしってる?
あの番組、この才能ある人々がたくさん出てきて痛快なのよ。
特に、普通の主婦がお弁当売りのバイトから
部長だかなんだかになって会社に革命を起こす会はもう最高でした。
まさに、才能溢れる人。でこの方
やることやったら肩書き捨てて
普通のお弁当売りのバイトに戻って
楽しくお弁当売っているらしい。
すごすぎる!マスターだわよ。
と、言うわけで
やりたいことがあるのなら
まず、目の前のこと与えられたことを一生懸命にやってみる。
で、やりたいことがない場合こそ
目の前のこと一生懸命に
一生懸命って楽しいよ。
一生懸命っていうのはさ、自分の人生を自分主役に生きてるってことだから
自分の人生を一生懸命に
目の前の人を大切に愛することができたら
あなたの才能は爆発していることになるよ。
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