制作のはじまり
ずっと、まだだれも表現していない何かがあって
そこにたどり着きたいと思っていた。
数年前から薄っすらとビジョンが見えてきてワクワクしていた。
けれどすぐには全貌は見えなかった。
ふと、引っ越しがしたくなって
水辺の近くに住みたいと思った。
けれど水辺の近くの物件案はことごとく敗れた。
だから、創ってしまえばいいんだと思った。
そうだ。お部屋に小さな水辺の世界。
すると自然に水晶が心に映って
アトランティスの水晶の神殿のようなものが見えて
当然のように、水晶が中心にそびえ建った。
感じるもの。
その世界。
水面が脈のように息づいて
水晶が息を吹き返す。
地球は今も波を打ちながら
地中奥深くで
こんなにも美しいものを育んでいるのか。
ドキドキした。
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