オブジェの制作で感じること
オブジェを制作して発表すると、なんとも懐かしい感覚がよぎる。
わたしが作っているものは、ざっくりとオブジェと呼んでいるけど
みんなの馴染みあるもの、知っているものを作っているわけではない。
だから、ごく一部の人以外の人たちには
これは何でしょう?からはじまるのである。
振り返れば20代、HIPHOPシンガーだった頃も
まさにそんな感じだった。ヒップホップ?なにそれ?
この曲は何?まだまだヒップホップが知られていない時代でした。
若かった私は、頭でっかちな人たちが苦手だったなー
感じるかどうか?それが全てだもんね。と恐ろしく生意気な女でしたわ。
でもだからこそ、感じている人たちと出会えて繋がれた。
今も深く繋がってる。
で、音楽やめて
バーテンダ―でそこそこ売れて
稼げるようになった時
あっさりやめて、ヌメロロジーだのカラーセラピーだの始めた時も
は?なに?カラーセラピーって?
って感じで、今ほどポピュラーでなかったからね
怪しい人だと思われたりね。
ネックレスもそうね。
私アレルギーだから、金属のネックレス着けられなくて
出会ったのが今のマクラメ編みのネックレス
これももう10年くらい前で、まだほとんど知られていなくて
本もなくて、友達に手伝ってもらって独学でね
苦労したねー
で、できたーと思ったけど
その時の反応も、金属以外のネックレスへの反応はいまいちで
何?これ?っていう人たちもたくさんいた。
今はこれまたメジャーになったけども
で、安堵するもつかのま、
もう、今度はだれも作ったことないもの作りたい!!ってめきめきしきてきて
いくつかのビジョンの元にたどり着いた形
それがオブジェなの。わたしが初なわけだから
今度は今までの数十倍大変よね、参考書もないし
でも、これが燃えるんだなー
性分だよね。インディゴの性ですよ。
で作って、もちろん響くのはコアでレアな方々で
そういう人たちと繋がれるのも楽しい。
でも、これなに?どうするもの?
みたいな反応もある。
この反応懐かしいのよねー
あー、そうそうあるある。あったこの反応!
もちろん嫌な感じはしない。というよりうれしい。
頭で、思考で理解できるものを
作りたいわけじゃないから。
その枠を飛び出したいじゃない。
感じる
感じろ
そのゾーンで生きていくと決めたのだから。
そこでキミと出会いたくて。
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